「草が生えてると栄養を持ってかれる」
「成長を阻害される」
こんな話を聞きますが、少なくとも今回のうちの子らには当てはまらなかったようです。
むしろクローバーが周りに生えてるイチゴのほうが元気なくらいです。
で、これは仮説なんですが、
- 作物が元気に育つかどうかは草の有無よりも、土壌の状態のほうが影響大きい
- 草が生えてたほうが作物にとってプラスなことがある
と思っています。
つまり、土壌がその作物にとって適切な状態なら多少草が生えてようが育つし、不適切なら育たない(し、草も大きくならない)。
逆に草が元気よく育つところは、作物もグングン育つ。
そして、周りに草が生えていることによって、
- 虫の被害が減少したり(草の方を食べるから)
- 地面の乾燥が抑えられたり
- 土壌微生物の活動が活発になったり(推測)
というプラスもある。
もちろん、作物が幼いうちに周囲にでかい草が生えてるのはアカンです。
作物が大きくても、周囲の草がそれ以上に大きくても(たぶん)難しいです。
日光遮られたり、風通しが悪かったり、根を張れなかったり(←これは要調査)で大きくなる前に弱っちゃいます。
ですから、草を刈るな!とにかく何が何でも生やしておけ!とかそういう話でもないのですが、、、
おそらく多くの人が持っているであろう「草は作物の敵」みたいなイメージは、現実とマッチしていないところが多分にあるんじゃないの?と思うわけです。
ただ仮にこの仮説が正しかったとしても、商業的に利益を産まないですし(”除”草剤のほうが金になる)、効率性とはほど遠い話ですから、一般常識のように広く世に浸透することはなさそうです。