現在、浅見園で使用している使いやすい鍬と、以前使用していた使いにくい鍬についてご紹介します。
現在使用している鍬
福岡の「みみずや」さんという金物屋さんで購入した金鍬です。
インターネット経由で注文して郵送してもらいました。
価格は1万円強。
ホームセンターの鍬と比べると2~3倍の価格ですが、それだけの価値があります。
気に入っている点は以下。
- 地面と柄の角度が60度くらいで作業しやすい
- 刃の部分が重くて楽に作業できる
- 柄が地面に突き出していないので鎮圧が楽
最もオススメのポイントは1点目「角度」です。
私が鍬を使用する目的は「表土を剥ぐ」なのですが、これをするのに60度という角度は非常に都合が良いのです。
持ち手と刃の水平距離が近いため、取り回しが楽なんです(あとで図で説明します)。
3点目「柄が突き出してない」もかなり気に入っているポイントです。
ホームセンターで売っている一般的な鍬は、十中八九ここが突き出ているんですね。
そうすると、鍬の背で鎮圧する作業ができない。
ので、わざわざ福岡から送ってもらいました。
以前使っていた鍬
野口鍬というものでした。
商品名がそのまま「野口鍬」です。
重さとか、柄が突き出ていないとかは、現在使っているものと大差ありません。
が、最も大きな違いが「角度」です。
この図で伝わるでしょうか。
野口鍬の45度だと、作業する刃先が持ち手から離れてしまいます。
そうすると細かい作業、例えば表土を1~2cm削るとかそういった作業が非常にしにくいのです。
力も必要になります。
一方でみみずやさんの鍬は、刃先と持ち手の水平距離が非常に近いため、取り回しが楽なんです。
確かみみずやさんのラインナップは、当時で平鍬が2種類ありました。
60度くらいのものと、70度くらいのもの。
この2つでも大分迷いましたが、結果、川口さんが使用しているのも60度というウリ文句に惹かれて60度を購入しました。
現時点で1年ほど使いましたが、買って大正解。
むしろもっと早く買っておけばよかったなぁと思っているくらいです。
鍬で迷っている人がいたら、みみずやさんの平鍬は非常におすすめです。